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  • 2009/02/13

SaaS/ASP市場の現状と今後(5)不況期のSaaS/ASP

イーシーリサーチ(ECR)の調査によれば、2009年度は国内のIT投資全体でマイナス6.8%(8兆8966億円)となる見込みだ。連載の第5回目は、景気後退期において、SaaS/ASPはどのような役割を担うことになるのか、さらにITベンダーはどのような戦略をもって望むべきなのかを考えてみたい。

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さらに混沌としていく経済情勢の中で

 言うまでもなく、不況の中、最も求められるのは「コスト削減」だろう。まず、その意味でSaaS/ASPに対する期待値は高い。本連載でも、SaaS/ASPは特にコスト面、たとえば、イニシャルコスト(初期投資)が低い点や、TCOの点、IT予算の平準化という点でも有用であると紹介してきた。従来、SaaS/ASPの利用に後ろ向きだったユーザー企業も導入に踏み切る“はずみ”になる可能性は高い。

 次のポイントは、変化に対する対応能力である。この先、経済環境は世界規模で目まぐるしく移り変わっていくだろう。今回の金融危機にあたり、世界中の政府や企業がさまざまな打開策を模索している。米国でも、オバマ新大統領が、毎日のように何らかの新施策を発表して、そのたびに経済・産業界で変化が起きているほか、英国も歴史的な低金利政策を展開している。つまり、今後の数年間は、規制緩和やビジネス条件の様々なルール変更などが起きる可能性が高い。環境保全や消費税増税などもそのひとつだが、その変化のたびに、企業は、ビジネスシステムの変更を要求されるとみられる。ビジネス環境に大きな変化と拡大が起きると、ITシステムは、管理/改善/拡大/複雑化などに柔軟に対応できて、常にリバイス(再構築)できるシステムであることが望ましい。その意味でもSaaS/ASPはその真価を発揮することになるだろう。SaaS/ASPという形態であれば、サーバーはデータセンターで集中管理され、安定稼働が保証される。ユーザー企業にとって、拡張や変化への対応(新バージョンの利用)も容易だ。

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