- 2026/09/12 09:30 掲載
富士通、Palantirの「Global FDE Partner」に FDE部隊で企業のAI実装支援を強化
富士通はPalantirの「Global FDE Partner」として、両製品の販売・提供に加え、顧客課題の特定、ユースケースの設計、業務実装を進める。FDEは「Forward Deployed Engineering」の略で、顧客の現場に入り、技術導入だけでなく業務上の成果につなげるエンジニアリングの取り組みを指す。富士通はPalantirと連携し、日本と海外の顧客に対するFDEの提供体制を強化する。
両社は、データやAIモデル、実行基盤などに対する企業の管理・統制の重要性が高まっていると説明する。Palantirのプラットフォームでは、AIモデルを管理されたデータや、企業内のデータと業務上の概念・関係性を体系化する「オントロジー」を基盤とした業務プロセス、アクセス制御、監査機能などと連携する。顧客自身が管理する実行環境と組み合わせ、安全性や統制を確保したAI活用を支援するという。
富士通は、大規模言語モデル「Takane」を含むAI技術、業界知見、事業モデル「Uvance」のオファリングに加え、Palantirの活用に関する専門人材を投入する。「Palantir Foundry」と「Palantir AIP」の導入から活用までを支援し、顧客が自社の管理する本番環境で独自のAIアプリケーションを迅速に開発、展開できるようにする。
Palantirでグローバル・ヘッド・オブ・ビジネス・デベロップメントを務めるケビン・カワサキ氏は、今回の協業について、Palantirのsovereign AIアーキテクチャを富士通の顧客に提供することが目的だと説明した。
また、富士通の高橋美波執行役員副社長COOは、2020年からの協業を通じてデータとAIを実際の業務成果につなげる力を磨いてきたとし、今回の協業拡大によって「より多くのお客様のAI Transformationを具体的かつ持続的な成果へとつなげてまいります」とコメントした。両社は今後も日本と世界各国の顧客を対象に協業を継続する。
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