新規会員登録再開のお知らせ

新規会員登録を9月14日9:30より再開いたしました。ログアウト状態になっている方はお手数ですが再度ログインをお願いいたします。

  • 2026/09/29 11:50 掲載

クアルコム中国トップが見通し「AIエージェントの端末横断は2027~28年ごろ」

会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。
米クアルコムの中国会長、孟樸(フランク・モン)氏は、AIエージェントがスマートフォンやPC、AIグラスなど複数の端末をまたいで連携する仕組みについて、2027~2028年ごろに実現が進むとの見通しを示した。端末ごとに分断されたAIから、端末・エッジ・クラウドが協調する「Personal AI」への移行時期を示した形だ。
 フランク・モン氏は9月24日、米ハワイで開かれた「Snapdragon Summit 2026」で中国メディアの取材に応じ、AIエージェントが端末をまたいで協調し、個人ユーザーを継続的に支援する形の実現には「2027年か2028年ごろ」までかかるとの見方を示した。経済メディアの財新によると、モン氏は端末側のAIはなお初期段階にあり、異なるAI端末を手掛ける企業の得意分野も分かれていると説明した。

画像
【図版付き記事はこちら】クアルコムはエージェント対応のエッジ端末が今後の更新需要につながるとの見方を示す

(画像:本文をもとに生成AIで作成)

 同氏は、優れたAIアプリケーションは将来、端末、エッジ、クラウドの協調によって実現するとの考えも示した。特定の端末だけがAI体験を主導するのではなく、AIエージェントを中心にスマートフォン、PC、グラス、イヤホンなどの間を情報や処理が移り、ユーザーを支援する構想だ。モン氏は「端側AIは人工知能が発展する上で必要な閉ループだ」との認識も示している。

 クアルコムも今回のSnapdragon Summitで、こうした考えを「Personal AI」として前面に出した。クアルコムは、AIがユーザーの意図や文脈を理解して行動するには、スマートフォンやPC、車、グラスなど複数の端末にまたがる体験と、各社が協力するエコシステムが必要になるとしている。

 9月22日には、エージェント型AIを重視したスマートフォン向けSoC(System on a Chip、システムに必要な機能を1枚に集積した半導体)「Snapdragon 8 Elite Extreme Gen 6」と「Snapdragon 8 Elite Gen 6」も発表した。クアルコムによると、両製品は2nmプロセスを採用し、端末上で個人化したAI体験を処理する機能を強化したという。

 モン氏は中国市場について、AI端末の製品化がこの2年で加速したとも指摘した。従来のスマホメーカー、大規模AIモデル企業とハードウェアメーカーの協業、大規模AIモデル企業自らのハードウェア参入など複数の経路が並行していると説明。どの経路が優位かを判断するのは時期尚早とし、製品が消費者ニーズを捉え、エコシステムを構築できるかが重要との認識を示した。

 クアルコムは6月の投資家向け説明会で、2029年度の非スマホ事業売上高目標を400億ドルに引き上げ、端末、エッジ、クラウドに分散するAI計算需要を成長機会に挙げた。エージェント対応のエッジ端末が今後の更新需要につながるとの見方も示している。AIエージェントが端末単体の機能から複数端末を横断する存在へと移行することは、スマホ向けSoCで培った省電力AI処理と接続技術をPCや車、ウェアラブルへ広げる同社の戦略とも重なる。

Googleで見つけやすく

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報が
本メディアサイトに公開されます

基本情報公開時のサンプル画像
報告が完了しました

「」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報が
お相手に公開されます

基本情報公開時のサンプル画像