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- 2026/10/29 12:20 掲載
サービスナウ、AI契約額目標を年初の1.7倍に…売上39.9億ドルの先にある課題とは?
総売上高は41億600万ドル(約6,490億円)で20.5%増。今後12カ月で売上に計上される契約残高(cRPO)は136億5,000万ドル(約2兆1,600億円)で20.5%増、残存履行義務(RPO)は297億ドル(約4兆6,900億円)で22%増となった。
AIの年間契約額(ACV)の2026年末目標は、年初の10億ドルから17億ドル(約2,690億円)へ引き上げた。年内2回目の引き上げで、年初比70%増にあたる。社長兼最高財務責任者(CFO)のジーナ・マスタントゥオーノ氏は、AIの純新規ACVが想定を上回ったと説明。エージェントAIの本番環境での年初来の利用量は、前年同期の13倍超に増えたという。
通期の見通しも上方修正した。フリーキャッシュフロー率の目標は1ポイント引き上げて36%とし、通期のサブスクリプション売上高は157億8,000万~157億9,000万ドルを見込む。10~12月期のサブスクリプション売上高は42億4,500万~42億5,500万ドルを見込んでいる。
同日には、OpenAIとの提携拡大も発表した。ChatGPT向けのサービスナウのプラグインから始め、OpenAIのサイバー向けモデルを使ったセキュリティ・リスク対策ソリューションなどの開発を目指す。あわせて、AIを安全に企業へ広げるためのパートナー組織「Control Tower Alliance」を立ち上げた。創設メンバーには、アンソロピック、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)、シスコシステムズ、エヌビディア、オクタ、OpenAIなどが名を連ねる。
顧客面では、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)がクラウドとAI事業の顧客サポートの刷新にサービスナウを選んだ。500万ドル超の純新規ACV案件は19件で前年同期の2倍超となり、500万ドル超のACVを持つ顧客は680社に達した。
CEOのビル・マクダーモット氏は「今回は単なる増収・上方修正の四半期ではなく、Super Intelligence Control Towerとしての転換点になった」とコメントしている。
では、AI目標を引き上げ、売上も会社の見通しを上回ったサービスナウに、なぜ市場は厳しい視線を向けたのか。背景には、発表直後の市場の反応と、見通しをめぐる予想との「わずかな差」がある。
・時間外で株価が急落、売り材料になった数字
・利益率が低下した理由と、買収費用の影響
・CEOが語った「2027年のAI加速」の根拠
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