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  • 2009/03/24 掲載

関西流ベタベタIT商法の挑戦49~「まいど1号」宇宙へ旅立つ

関西商魂 代表 中森勇人

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2009年1月23日、東大阪の中小企業によって製作された人工衛星「まいど1号」の打上げに成功した。同日14時36分(日本時間)に電波を受信でき、衛星が正常であることを確認できたのだという。中小企業があつまりスタートした東大阪の人工衛星プロジェクト。 その裏には、不況にあえぐ東大阪を、若者の集まる元気な町にしたいという夢があった。

中森勇人

中森勇人

合同会社 関西商魂
代表

身近な宇宙ビジネス

 一般的に、人工衛星の開発には3年から10年の年月と、数億円から数百億円のコストが必要とされる。これまでに商用利用されてきた人工衛星は限られているが、それはコスト面や技術面での壁が立ちはだかってきたから。ほとんどの人工衛星がフルオーダーメイドで開発されていることも理由にあげられる。 一方、パソコンや家電業界では、モジュール化が進んでいる。モジュールの性能を競い、性能が飛躍的に高まったパソコンや家電のように、人工衛星も通信機器、電源機器などの心臓部をそれぞれモジュール化し、それをプラグイン式に組み合わせて衛星にすることによって、低価格で高性能なものを実現することはできないだろうか。

 東京大学の中須賀教授のそんな発想から生まれたのが、汎用小型衛星PETSAT(ペットサット)だった。 2003年には、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)からの委託事業として、PETSATの実現を目指したプロジェクトがスタートする。

 東大阪宇宙開発協同組合の人工衛星プロジェクト「SOHLA」では若手エンジニアと東京大学をはじめとする大学生、製造を得意とする企業が結集し、産学官連携プロジェクトとしてPETSATの開発をおこなってきた。

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