- 2010/03/25 掲載
高島屋と阪急阪神百貨店を抱えるH2Oリテイリング、経営統合を中止

今回、経営統合が解消された理由として、高島屋側は一昨年の金融危機を契機に消費が低迷し、新たな事業モデルへの変革が求められる状況下にあって、「異なる経営戦略をすりあわせることに多大なエネルギーを投入するよりも、それぞれで新しい事業モデルの再構築を行うべき」として、経営統合を目的とした業務・資本提携を解消する運びになったという。
一方で、共同開発商品の展開、備品、資材などの共同購入、中元歳暮ビジネスの共通化、売り場の共同開発などは引き続き実施するべく、新たな業務提携契約を締結する。
相互に派遣していた非常勤取締役各1名については3月25日をもって辞任するが、相互に保有する10%の株式については現時点では譲渡の予定はないとしている。
関連コンテンツ
PR
PR
PR