- 2010/07/20 掲載
米IBMの4-6月期、WebSphereとTivoliなどが好調で純利益は前年同期比9%増
IBMの1株利益は自社予想を上回り、通期決算内容の上方修正が行われる一方、ユーロ安などにより、5億ドルの減収となった。
部門別の売上高で見れば、ソフトウェア部門はWebSphereとTivoli(それぞれ17%増)が牽引して6%増、システム&テクノロジー部門も3%増と堅調だったが、テクノロジーサービス部門は1%増、サービス部門は2%増にとどまった。
地域別の売上高では、北南米が3%増、欧州/中東/アフリカが6%減、アジア太平洋が9%増だった。BRICsでは22%増になるなど、新興国市場は14%の伸びを示し、初めてユーロ圏を上回った。
粗利益率は、ソフトウェアとグローバルビジネスサービスの両部門の改善により、2009年度4-6月期の45.5%から2010年4-6月期は45.6%へと改善した。
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