- 2010/08/12 掲載
OKIデータ、サーバ統合などにより英国生産拠点のCO2排出量を17%削減
今回の発表によるとOki(UK)社は、2009年度、照明と空調の最適化やサーバ統合などにより、2007年度の17%にあたる約60万キロワット時の使用電力、CO2排出量換算値で315トンを削減した。
OKIデータでは、2008年度に環境戦略を策定し、世界主要52拠点のCO2排出量を2012年度までに2007年度実績から6%削減することを目標としている。Oki(UK)社は、2005年11月に、自然光や外気を取り入れた最適温度管理設計を施した環境配慮型社屋に移転を完了し、旧工場に比べ年間280万キロワット時の電力削減に成功した。さらに今回、使用電力削減の取り組みとして、生産性向上による稼働時間の短縮と、照明や空調の最適化を実施。 照明と空調においては、生産エリアの照明と空調を一括で消すスイッチを設置して消し忘れを防止したほか、小エリアに区切って必要な場所だけに照明と空調を稼動させたり、自動化の進んだ倉庫の照度を4分の1に抑えるなどの対策を実施した。また、サーバ統合によりサーバ台数を半減させたほか、エアコンと空気圧縮機のインバータ化の実施や、食堂の冷蔵庫内の食品温度を感知して冷蔵温度をコントロールする装置を導入するなどの対策も実施したという。
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