ノベルは15日、クラウド環境におけるアイデンティティ/アクセス管理とコンプライアンス対応を支援する「Novell Cloud Security Service」(ノベル・クラウド・セキュリティ・サービス)の国内提供を2010年内に開始する予定と発表した。
Novell Cloud Security Serviceは、企業内のシステムとパブリック・クラウド間を結ぶフェデレーション・サービスを提供し、企業内のセキュリティポリシーをパブリック・クラウドに拡張することができる。同ソリューションには60以上の特許に基づくコンポーネントが包括されており、クラウド環境におけるアイデンティティ/アクセス管理ソリューションとしては業界で唯一、マルチテナント対応を実現しているという。これにより、ユーザーの情報をクラウド上に残すことなく、SaaSなどクラウドの認証利用サイトにアクセスすることが可能となる。なお、価格は個別見積もりとなる。