- 2011/01/26 掲載
NTTデータ、スマートコミュニティ事業を強化 「スマートビジネス推進室」を設置
-
|タグをもっとみる
昨今、日本を含めた世界各国でスマートグリッド(参考リンク:スマートグリッドとは何か)、スマートコミュニティ(エコシティ/スマートシティ 参考リンク:スマートシティとは何か)、次世代ITSなど、ITを活用した次世代社会インフラの構築が行われつつある。
日本国内では、政府の「新成長戦略」の柱として「環境未来都市」構想が掲げられ、総務省・経済産業省・国土交通省・環境省・農林水産省などの関連省庁が実証実験プロジェクトを始めている。海外では中国での「エコシティモデル都市」や、インドでは「デリー・ムンバイ産業大動脈」、ハワイと沖縄で共同実証実験が行われるなど、国内外でスマートコミュニティ関連ビジネスのプロジェクトが始まっている。
NTTデータグループは「スマートビジネス推進室」の設置により、これまで公共システム、交通システム、金融・決済システムなどで培った実績をもとに、社会基盤の整備事業を強化する。

具体的な取り組みの第一弾として、スマートコミュニティにおけるあらゆるモノを共通的なしくみで管理する新たなITプラットフォームサービスである「M2Mプラットフォームサービス」の検討・構築に着手し、NTTデータのクラウドサービス「BizXaaSR」へのメニュー化を進める。

この「M2Mプラットフォームサービス」を利用すれば、システムを所有することなく、国内外に存在する多数の管理対象を登録・接続し、それらからの大量のデータを処理することができるようになるほか、管理対象の使用状況の把握や遠隔制御、ソフトウェア更新なども可能になるという。

NTTデータグループでは、今回設置した「スマートビジネス推進室」が中心となり、同社が2010年1月~3月に実証実験を行った「電気自動車充電インフラ」プロジェクトや、グリーンデータセンタ、クラウドサービス、GIS、ITSといったスマートコミュニティ関連ビジネスを支える技術部隊、官庁やエネルギー・テレコム・流通・製造分野の営業部隊が一体になって、スマートコミュニティ関連ビジネスの拡大を目指す。
関連コンテンツ
関連コンテンツ
PR
PR
PR