• 2011/02/02 掲載

エプソン、中小型液晶ディスプレイ手がける中国の子会社「Suzhou Epso」をソニーへ譲渡

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セイコーエプソン(以下、エプソン)とソニーは2日、エプソンの100%子会社であり、中国にて中・小型TFT液晶ディスプレイの生産を行っている「Suzhou Epson」(以下、SZE)の全持分を、ソニーの100%子会社であるSony (China)へ譲渡することで合意したと発表した。譲渡額は7.75億人民元(約96.2億円)で、納入済み製品の保有在庫なども支払いに充てる。
 エプソングループは、現在、長期ビジョン「SE15」および「SE15前期 中期経営計画」に基いて、中・小型TFT液晶ディスプレイ事業の事業構造改革に取り組んでおり、2010年4月にはエプソンの100%子会社であるエプソンイメージングデバイスが行う同事業に関する生産関連資産の一部(前工程)をソニーグループに譲渡している。

 この事業構造改革の一環として、エプソンは今回、エプソンイメージングデバイスが行う同事業の後工程、タッチパネル工程を担うSZEをソニーグループに移管することが最適であると判断したという。

 一方、ソニーグループでは、中・小型TFT液晶ディスプレイの生産において、ソニーモバイルディスプレイ 鳥取事業所などにおける前工程にSZEの後工程、タッチパネル工程を加えた液晶の一貫オペレーション体制を構築することで、事業運営のスピードアップ・効率化などにつながると判断。今回の譲渡に合意したという。

 ソニーグループでは、現在もSZEを中・小型TFT液晶ディスプレイの生産の後工程に活用。今回の譲渡の対価は、7.75億人民元(約96.2億円)だが、この対価は主にSZEが保有している現預金のほか、ソニーグループがすでにSZEに発注した製品のSZE保有在庫を含めて算出されている。

 今後、関連当局の承認の取得などを条件として、2011年度上期中に完了する見通し。

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