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- 2011/05/24 掲載
タブレット端末を管理する3つの方法:ガートナー ロブ・マクミラン氏
タブレットは、あくまでPCを補完する位置付けのもの
マクミラン氏がこれらのモバイルデバイスの「中間にあるデバイス」と表現するのが、メディア・タブレットだ。7インチ程度のスクリーンサイズで、今後のさらなる展開が望める分野だという。
「この新しいデバイスは、仕事をより柔軟にすることを可能にし、さらに新しいアプリケーションや使用パターンを提供することも可能する」(マクミラン氏)。
では今後、メディア・タブレットは従来のデスクトップPCやラップトップPCの利用領域に食い込んでくるものなのか。
「メディア・タブレットはあくまでPC市場を補完するものであり、完全に置き換わるものではない。2番目または3番目のデバイスとなるだろう」(マクミラン氏)。
その理由として、メディア・タブレットはPCに比べてOSが堅牢ではないこと、PCのように豊富な機能を提供できないことなどが挙げられる。
「ただ今後は、より安価になって入手しやすくなり、使い勝手や見栄えも洗練されていくだろう」(マクミラン氏)。
【次ページ】メディア・タブレットの管理は、3つのサポート・レベルで考える
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