- 2011/11/08 掲載
NTTドコモ、オラクルの「Exadata」を採用 分析処理を3日から40分に

そこでNTTドコモは、2010年11月、「Oracle Exadata」の採用を決定し、データウェアハウスからデータを取り込み、分析用データを整備する部分に導入した。
新システムでは「Oracle Exadata」を活用することで、従来は約3日間かかっていた処理が30~40分で終了し、分析用データの公開までの期間が月次から2日後に短縮されるなどの高速化を実現。
新システムは、「Oracle Exadata」のデータ圧縮機能を活用することで、ストレージ容量の約92.5パーセントを削減することが可能になったという。
採用に至ったポイントとして、社内に蓄積されたオラクル・データベースのノウハウを活かせること、導入前の机上評価では、高いデータ圧縮を行いながら、チューニングを施さずに高い性能を発揮することを確認できたこと、実機による動作検証で多岐にわたる項目ごとに設定した目標値をすべて上回る結果を得たこと、既存のデータマイニング・ツールやデータ分析手法を変更する必要がなく、蓄積されたリソースを活用できること、などを挙げている。
通信事業者ではソフトバンクグループも、2009年にOracleのExadataの採用を発表している。
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