• 2012/04/19 掲載

キヤノンMJ、西東京にデータセンターを開設 クラウド・BPO事業を強化

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キヤノンマーケティングジャパン(以下、キヤノンMJ)とキヤノンITソリューションズ(以下、キヤノン ITS)は19日、2300ラック相当の新データセンターを西東京に建設し、10月よりサービスを開始すると発表した。
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西東京データセンター完成イメージ図
 今回の西東京データセンターは、1997年に大手町に第1号を開設して以来、キヤノンMJグループとしては4拠点目となる。同社は2010年の中期経営計画で、データセンター事業とクラウドサービス事業の強化を謳っており、約150億円をかけて今回のデータセンターを新設した。

 新データセンターの特徴は大きく5つ。1つめは、西東京、武蔵台地の強固な地盤に立地したこと。竣工計画自体が早かったため、「震災以降は住居用の不動産としても抜群に人気のエリア」(広報担当者)を確保できた。

 2つめは、JDCC D.F.S基準で最高のティア4レベル(UPS設備の冗長性のみティア3とティア4を選択可能)を実現したこと。横揺れに強い免震と縦揺れに強い制震構造のそれぞれを備え、1平米あたり1.5トンの床荷重、床下高さ1メートルに対応した。さらに2つのキャリアから通信回線を引きこむとともに、同じ東電管内ながら異なる変電所からの電力供給を実現した。

 3つめは、高い電力効率。PUE1.4を実現した(参考リンク:PUEとは?)。4つめはセキュリティ。国内では珍しい3Dボディスキャナを入口と出口に設置するという。5つめがITILベースのシステム運用サービス。「運用を徹底的に自動化してコストを抑える」ことで、顧客企業に対してコストパフォーマンスの高いアウトソーシングサービスや保守サービスを提供していくという。

 今後は、同社の主要顧客である中堅・中小企業に加えて、大企業へのBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)サービスやSI+フルアウトソースの運用サービスの支援体制を強化していく考え。これに伴い、設計から開発、運用、保守に至るワンストップサービスが提供できる組織体制へと変更したという。

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