- 2012/05/25 掲載
武田薬品、ブラジルの製薬会社を買収 ブラジルでの医薬品売上高でトップ10に
Multilab社は、2011年の売上高が140百万BRLであるブラジルの中堅製薬企業。同社はブランドジェネリックやOTC製品など、ブラジル医薬品市場で需要の高いカテゴリーの製品を中心に取り扱っており、2009年以降、売上高は年20%以上の伸長を示している。
今回の買収により、武田薬品は、ブラジルでの医薬品売上高でトップ10に入るとともに、高品質のブランドジェネリックおよびOTC製品のラインアップ強化を通じて、中流階級層の増加に伴い多様化している同国のニーズを満たすことが可能になるとみている。
とくにMultilab社の総合感冒薬Multigripは、ブラジルOTC医薬品市場で売上高(数量ベース)ではトップ製品であり、武田薬品のブラジルにおけるOTC製品のラインアップが一層充実されることになるという。
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