ココカラファインは、ベトナム社会主義共和国におけるドラッグストア事業への参入を目的として、現地で医薬品および日用品の小売業を営むIndoChina Pharmaceutical Chemistry JSC（以下、ICP）と、日本式ドラッグストアのテスト店舗共同運営に関する覚書を締結した。

　日本国内でセイジョー、ドラッグセガミなどのドラッグストアを展開するココカラファインは、中期事業戦略のひとつとして、東アジアを中心とした海外への事業進出などの新規取り組みを推進している。ベトナムでは、経済成長にともなって消費市場が拡大する中で、現地の薬局・薬店業の一部ではドラッグストア業態への転換に関心を寄せ始めているという。

　今回、ココカラファインは現地ドラッグストア市場の調査を実施するため、ICPと日本式ドラッグストアのテスト店舗を共同運営することになった。このテスト店舗を通じて行う調査をもとに、ドラッグストア事業への参入の可能性を検討していく方針だ。

＜店舗の概要＞
店名：TAM MAN（※）
取扱商品：医薬品、化粧品、日用品、食品など
開店予定：2012年9月頃

※ベトナム語で「心健康」