- 2012/06/29 掲載
GoogleがIaaS型クラウドを発表、1時間0.145ドルでAmazon対抗
ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。大学でUNIXを学び、株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、月刊アスキーNT編集部 副編集長などを経て1998年退社、フリーランスライターに。2000年、株式会社アットマーク・アイティ設立に参画、オンラインメディア部門の役員として2007年にIPOを実現、2008年に退社。再びフリーランスとして独立し、2009年にブログメディアPublickeyを開始。現在に至る。
Google I/OでのGoogle Compute Engine発表
GoogleのSVP Technical Infrastructure、Urs Holzle氏。
Googleは世界でもっともスケーラブルで信頼性の高いデータセンターやそれらをつなぐネットワークを構築してきた企業の1つだ。
2008年、私たちはGoogle App Engineの提供を開始した。その後多くのユーザーから「仮想マシンをオンデマンドで使いたい」という要望が寄せられた。性能が良くスケーラブルで安価で、まるで社内で使っているように使いたいと。
そこで本日、「Google Compute Engine」を発表する。
IaaS型クラウドとして、高性能で高いスケーラビリティを実現する。GoogleスケールでLinux仮想マシンを提供し、例えば1万サーバでも使えるようになる。ストレージのオプションも用意し、サーバ間のクラスタネットワークも構築できる。
高いスケーラビリティと性能だけでなく、ベストプライスを提供する。我々は何年にもわたって低コストで高性能を追求してきたのだ。
現在、Google Compute Engineはリミテッドプレビューの段階だ。
βユーザーでは、がんの薬を研究するための60万コアを使った計算も実際に行っている。
これをどう使うかは、あなた次第だ。
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