Windows8とXiを連携、日本マイクロソフトとNTTドコモが法人向けタブレットで協業

　「Windows 8」はマイクロソフトが10月26日に発売した新OSで、タッチディスプレイ端末などへの操作性を改善、ネットワーク接続を前提とした端末利用に最適化されている。「Xi」は、高速モバイル通信が可能なLTEサービス。

　今後両社は、Windows 8とXiを連携させ、回線、デバイスおよびソリューションを一体的に提供する。法人顧客に対する共同営業や、共同プロモーションなどを実施するとともに、PCメーカーや、SI/NIerなどといったパートナー企業との連携を進める。ただし、今回の発表では具体的な提供端末の発表はなかった。

　法人市場では、外出時における提案資料の作成や、社内の基幹業務と接続したグループワークなど、業務の効率化、または価値向上のためのソリューションとして、ビジネスシーンにおけるタブレットのニーズが高まりつつある。特にアップルのiPadの大規模導入が相次いでおり、両社で対抗していくものとみられる。