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日本IBMは、エンタープライズ・オープン・クラウド環境の構築と管理を自動化するためのソフトウェア製品「IBM SmarterCloud Orchestrator」を発表した。
「IBM SmarterCloud Orchestrator」は、仮想マシンやネットワーク構成などからなるクラウド基盤(IaaS)の管理にOpenStackのテクノロジーを採用し、また、その上位層であるアプリケーション基盤(PaaS)は標準規格のひとつであるOASIS TOSCAに準拠している。そして、OASIS TOSCAに対応したPaaSがIaaSのインタフェースを呼び出し、クラウド・アプリケーションの管理を行う。
また、クラウド環境の構築や管理を自動化するオーケストレーション機能を実装している。セルフ・サービス・ポータルの画面上で必要なリソース、ワークロード、サービスなど資源要素のイメージ・アイコンを組み合わせることによって、構成の作成や利用に向けての準備・設定(プロビジョニング)などの作業を自動で行うことが可能だ。価格は86,835円(管理対象のプロセッサ1コアあたり、税込)からで、5月24日よりIBMおよびIBMパートナー経由で販売を開始する。
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