メタルワン鋼管は、Windows XPサポート終了に伴うクライアントOSのマイグレーションを最優先課題に挙げ、数年前から基幹システムの移行と、全社約350台のクライアントPCのOS移行の両面から、対応策を検討していた。
メタルワン鋼管は検討段階で、大きく下記5つの課題を抱えていたという。
- Windows XPで利用していた基幹システムがWindows 7に移行すると正常に動作しない
- Windows 7に対応するためのシステム改修には数億円のコストが発生する
- PCのOS移行や移行後のアプリケーション展開に多大な作業工数を必要とする
- Windows 7で提供される「XPモード」では、パフォーマンス上実運用できない
- ネットワーク配信方式のアプリケーション仮想化は、初期導入や運用に莫大な費用がかかる