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  • 2013/10/01

オラクル ラリー・エリソン氏、Oracle 12cのインメモリとカラム型データベースを発表

米オラクル主催のイベント「Oracle OpenWorld 2013」がサンフランシスコで開幕しました。同社CEOのラリー・エリソン氏は最初の基調講演に登壇。現在データベースの新しい技術として注目されているインメモリとカラム型データベースの機能をオプションとしてOracle Database 12cに追加すると発表。さらにインメモリ処理に優れた32TBメモリ搭載可能な新型SPARCサーバも発表しています。基調講演の内容をダイジェストで紹介します。

Publickey 新野淳一

Publickey 新野淳一

ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。大学でUNIXを学び、株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、月刊アスキーNT編集部 副編集長などを経て1998年退社、フリーランスライターに。2000年、株式会社アットマーク・アイティ設立に参画、オンラインメディア部門の役員として2007年にIPOを実現、2008年に退社。再びフリーランスとして独立し、2009年にブログメディアPublickeyを開始。現在に至る。

Oracle DatabaseのIn-Memroyオプション発表

 米オラクルCEO ラリー・エリソン氏、ご機嫌な表情で登場。

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 いくつかの発表をしよう。まずはOracle DatabaseのIn-Memoryオプションだ。

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 データをメモリに載せることでシステムは高速になる。Oracle Database In-Memory Optionで、分析系のクエリが100倍早くなる。

 この性能向上をデータウェアハウスだけでなく、トランザクション処理においても獲得できないだろうかと考える。私たちはその課題を解決し、トランザクション性能も少なくとも2倍にした。

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従来の行ストアとカラムストアを両方持つ

 Oracle、DB2などのデータベースでは、これまで長い間データを行ごとに格納するロー(行)フォーマットが使われてきた。

 これはリレーショナルデータベースが登場したときからだ。データの追加、更新といったトランザクションで行ごとにデータを素早く書き換えることができる。

 しかしこの数年、データベース技術者のあいだでは、カラム(列)フォーマットという新しい方式が持ち上がっている。カラムフォーマットではレポーティングなどのクエリ処理が高速になるという利点がある。

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 そこで私たちは、両方のフォーマットを用いることにした。通常のローフォーマットと同じデータを、カラムフォーマットでメモリ内に持つのだ。

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 そしてローフォーマットのデータが追加更新されると同時にカラムフォーマットのテーブルもアップデートされ、両者がつねに整合性が保たれるようにする。

 カラムフォーマットのデータストア(カラムストア)をインメモリに持つことで、分析系のクエリ処理が100倍も高速になる。

【次ページ】カラムストアで1秒あたり数百万件もの処理

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