「HORIBA FLEET LINKAGE」は、急ブレーキ時の映像や燃費、車両の動態などを管理する既存システムの機能を生かし、新たに危険運転時には瞬時にメール通知ができるクラウドサービスを提供。また、デジタコ・ドラレコ複合型車載器「DRT-7000（2013年1月に発売）」とも連携し、市場拡大が期待される小型トラックや営業車両を中心に、事業強化をはかる。

　堀場製作所は、通信型ドライブレコーダー市場でトップシェアを占める。運送業や営業車両など、日常的に業務で車両を運転するプロ向けの運行管理システムの提案力の強化をしており、「HORIBA FLEET LINKAGE」の展開によってさらなる競争力の強化をはかる。日本ユニシスは、テレマティクス分野において、クラウドサービスを提供している実績とノウハウを持つ。両社は今後、ビッグデータを活用することで新機能の拡張や事業拡大に備えた強力で柔軟な基盤を構築していく考え。