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2014/02/28 掲載

関西流ベタベタIT商法の挑戦106～世界初！指一本で2000万円の経費を節約するシステム

合同会社関西商魂代表中森勇人

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中堅中小企業・ベンチャー

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客足が伸び悩む２月はニッパチと呼ばれ経営者にとっては頭の痛い時期。人件費を減らしたいところだが、サービスの低下が懸念され、なかなか実行に移しがたい。そんな経営者に朗報がある。「弊社の売りは“指一本”で人の動きをコントロールできることにあります。インターネットでの人員管理や月締め、勤怠管理から年末調整まで一手に引き受けます」と語るのは大阪に本社を構えるデイプローデータサービス株式会社の塚田昌久社長（53）。1998年に創業以来、飲食チェーン店やゴルフ場、アミューズメント施設などを中心に４万人の人事管理を請け負う関西屈指のアウトソーシング会社である。

執筆：中森勇人

中森勇人

中森勇人（なかもりゆうと）
経済ジャーナリスト・作家／三重県知事関東地区サポーター。1964年神戸生まれ。大手金属メーカーに勤務の傍らジャーナリストとして出版執筆を行う。独立後は関西商法の研究を重ね、新聞雑誌、TVなどで独自の意見を発信する。
著書に『SEとして生き抜くワザ』（日本能率協会）、『関西商魂』（SBクリエイティブ）、『選客商売』（ＴＷＪ）、心が折れそうなビジネスマンが読む本 (ソフトバンク新書)などがある。
TKC「戦略経営者」、日刊ゲンダイ（ビジネス面）、東京スポーツ（サラリーマン特集）などレギュラー連載多数。儲かるビジネスをテーマに全国で講演活動を展開中。近著は「アイデアは∞関西商法に学ぶ商売繁盛のヒント（TKC出版）。

公式サイト　　http://www002.upp.so-net.ne.jp/u_nakamori/

ハイテクでムダな時間を洗い出す

　総務庁労働力調査（平成24年）によると、雇用者5,154万人のうちアルバイト・パート雇用者は1,241万人（前年比12万人増）と拡大傾向にある。特にサービス業では正社員の店長が一人という店舗が多く、如何にアルバイト・パートを活用していくかが今後の経営戦略の要だと言える。

　しかし、アルバイト・パート従業員の占める割合が増加する一方で勤怠や労務管理は旧態依然としており、人員配置の過不足によるトラブルが後を絶たない。また、従業員のモチベーションを維持することができずに貴重な人材が流出する問題にもなっている。

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