- 会員限定
- 2014/04/14 掲載
新入社員に伝えたい、セキュリティ意識を高める3つの心得
情報セキュリティはもはや社会常識
とくに企業レベルのセキュリティについては、個人レベルのそれと守るべき情報資産や想定されるリスクが大きく異なる。また、現在のようにITと業務(+生活)が深く関わっていると、情報セキュリティに対する認識は、社会人として名刺交換や電話マナーと同様に、最低限のリテラシーと言っても過言ではない。
まずは基本的な知識から
インシデント対応の支援、手口の分析などを行っているJPCERTコーディネーションセンターは3月26日、「新入社員等研修向け情報セキュリティマニュアル Rev.3」というドキュメントを発表した。
このドキュメントでは、企業における基本的な情報セキュリティインシデントとその対策などがシチュエーション別にまとめられている。また、新人が注意すべきポイントと、研修者や企業側の視点でも注意点が記載されているのだ。
ここでの注意点は、読者には馴染みが深く当たり前と思うことばかりかもしれない。しかし、それは同時にすべての基本でありスタートラインでもあるということだ。このドキュメントの内容を最低限の対策事項として、新人に読ませるなり、研修に役立てるなりしてほしい。次のページでは、企業が新人のセキュリティ研修等で考えなければならない点を3つに整理した。
【次ページ】セキュリティ意識を高める3つの心得
関連コンテンツ
PR
PR
PR