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- 2015/05/18 掲載
離職率27.7%が4%に!テレワーク推進賞受賞企業が語る在宅勤務導入 成功のカギと課題
フリーのテクニカルライター&編集者。1964年愛媛県生まれ。ソフトバンクのPC-98専門誌Oh! PCの編集者を経て、MS-DOS全盛時代にフリーランスとして独立。以来、Word、一太郎などのWindowsアプリ解説書、各種マニュアルの執筆、企業取材などを手がける。2008年度よりMicrosoft WordのMS MVP。個人サイトはMAKOTO3.NET。ジャムハウスとは紙メディア制作、ウェブデモとは動画制作で共同戦線を敷く。
ダンクソフト~ペーパーレス化を徹底し、つねに顔の見える環境でテレワークを積極推進

エグゼクティブマネージャー
板林淳哉氏
「神山町のサテライトオフィスは、徳島県の協力を受けて、2011年9月と11月の2回にわたって実証実験を行い、2014年から正式に開設しました。その過程で、地元の優秀な技術者を雇用することができました。その中の一人が、子供が生まれたのを機に、現在、在宅勤務をしています。また、栃木県の宇都宮市の自宅で在宅勤務をしている社員がもう一人います」(板林氏)

遠山和夫氏
「宇都宮は東京からそれほど離れていないとはいえ、けっして近くはありません。そこで、ダンクソフトの代表に直接お願いして、在宅で働くことになりました。現在は、パソコン、セカンドディスプレイ、USBハブとマウス、Webカメラを使って仕事しています。ペーパーレス化を徹底しているため、プリンタはありません」(遠山氏)
同社が特徴的なのは、東京本社、徳島オフィス、在宅の社員をすべてテレビ会議システムで常時接続していることだ。その理由について、板林氏は次のように説明した。
「サテライトオフィスの実証実験の経験から、社員間の声がけは相手の顔が見えていないと難しいことがわかっていました。そこで、マイクロソフトのSkype for Businessで常時接続し、つねにお互いの顔が見える状態にしています」(板林氏)

ページーレス化を徹底し、つねにお互いの顔が見える環境を構築した同社の取り組みは、在宅勤務の導入を目指す企業にとっては、大いに参考になりそうだ。
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