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  • 2015/10/07 掲載

ITR 内山悟志氏が語る、デジタルイノベーションを実現する12のパターンと4つの手法

SoE、オープンイノベーション、リーン、APIエコノミー

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企業の基本的な機能はイノベーションとマーケティングだといったのは、経営学の父、ドラッカーだが、企業にとってイノベーションが重要であることには論をまたない。今、これにITの力を活用した「デジタルイノベーション」の創出が、ビジネス部門にとってもIT部門にとっても大きな課題になっている。どのようなプロセスや体制であれば、企業はデジタルイノベーションを創出できるのか。ITR 代表取締役の内山悟志氏が解説する。
(執筆:編集部 松尾慎司)

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ITR 代表取締役の内山悟志氏

デジタルイノベーションとは何か

 クラウド、モバイル、ソーシャル、ビッグデータなど、さまざまなITキーワードが生まれ、これがビジネスの最前線で活用されるようになってきた。

 ITR主催のイベント「IT Trend 2015」に登壇した内山氏は、従来のIT化を「コンピュータライゼーション」と表現する。これは手作業をコンピュータに置き換えてきた作業のことで、改善、拡張の範囲で行われてきた。一方、「デジタルイノベーション」は「ビジネスを破壊・創造するパワーを持ったもの」で、業務そのものの自動化や不要化、意思決定の方法を根本から覆す可能性を持つ。

「今の企業はコンピュータライゼーションを粛々とやりつつ、デジタルイノベーションにどう取り組むのかが課題だ」


 こうした取り組みが求められる背景には、グローバル競争の激化、市場の飽和感がある。「ビジネスのやり方、売り物、得意分野に、何かしらの変化が求められている」。そこで期待されているのが、本業分野におけるイノベーションだ。新規事業を創出したり、ビジネスモデルを転換したり、既存事業を差別化したり、さらには異業種間連携の実現も模索する「デジタルビジネス」が必要となる。


 ITRでは、デジタルビジネスを「デジタルデータによって、人、モノ、コトをつなぐことで新たな価値を提供する事業形態のこと」と定義している。

【次ページ】ビジネスモデルのパターンに着目した12の分類

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