ビジネス+IT

ビジネス課題別で探す

ITジャンル別で探す

関連ジャンル

イノベーション 新規事業

会員限定

2015年12月17日

ホリエモン×CA藤田晋社長対談、2人で失敗を語る「最後に成功すれば勝ちなので」

ビジネスは常に挑戦が求められる。もちろん、そのすべてに成功できるわけはなく、裏側には多くの失敗が積み重なっているだろう。失敗を単なるリスクではなく、成長の糧としてきた人には、どのような「失敗力」があるのだろうか? ホリエモンこと堀江 貴文氏とサイバーエージェント 代表取締役社長 藤田 晋氏が「失敗力対決一本勝負!」をテーマに対談を行った。

(執筆:編集部 中島 正頼)

失敗力とは言っても、刑務所までは行かなくていい

photo

SNS ファウンダー 堀江 貴文氏


 12月15日、新経済連盟は「失敗力カンファレンス」を都内で開催した。リスクに挑戦し、起きてしまった失敗から学びを得る「失敗力」にフォーカスしたカンファレンスで、昨年に続き2回目の開催となる。その中で、堀江 貴文氏とサイバーエージェントの藤田 晋氏による対談が行われた。対談のテーマは「失敗力対決一本勝負!」である。

 堀江氏の「失敗」と言えば、まず思い浮かぶのはライブドア事件だろう。この事件の結果、2011年6月から2013年3月まで収監された堀江氏に対し、サイバーエージェントの藤田 晋社長は「出所した直後は各方面に挨拶をしたり、『人ってこんなに変わるのか』と思ったが、1か月で元に戻った」と振り返りながら、「収監中はどんな感じだったのか」と質問した。

 堀江氏は「唯一良かったのは本がたくさん読めたこと。知識を蓄えられ、収監の期間はムダになってはいないが、もし外にいたら別の経験ができたわけで、そこはトレードオフ」と振り返る。藤田社長の「(本対談のテーマである)失敗力とは言っても、刑務所までは行ってはいけない?」との問いに対し、「そりゃ行かない方がいいでしょ(笑)」と応えつつも「ただ、誰しもが行く可能性があるので注意した方が良い、怖いですよ」と返し、会場を沸かせた。

photo

サイバーエージェント 代表取締役社長 / 新経済連盟 理事
藤田 晋氏


 また2004年、実現に至らなかったプロ野球球団買収についても話が及んだ。

 「『Tシャツ社長』とか言われていて、確かにこんな人にプロ野球球団は任せられないんじゃないか、という空気だった。そこにすかさず楽天の三木谷さんがスーツにネクタイで現れた。どう思っているのか?」という藤田社長の質問に対し、「あれはスーツにネクタイにナベツネです」と渡邉 恒雄氏(読売新聞グループ本社代表取締役会長、読売巨人軍取締役最高顧問)への対応が重要だったことを明かす。

 「僕が失敗したから、後の人たち(楽天の三木谷氏やソフトバンクの孫氏)は、『あれ、何が違うんだろう? あ、ナベツネだ』と必要なものに気づけた」と、堀江氏の失敗を活かして、その後やりたかったことを実現する人が出ていることを喜んだ。実際、藤田社長も「堀江さんのおかげで、僕は普通にしているだけでまともな社長と言われる」と、笑いを交えながら堀江氏の影響力の大きさを語った。

社長業は20代がピークなのか?

 ITバブルの波もあり、20代、30代でさまざまな経験をした両者。「私は賛同できないが」としながら、「その頃から堀江さんは『社長業のピークは20代だ』と言っていた。今、どう思っているのか?」と藤田社長が聞くと、「今もそう思う」と堀江氏は即答する。実際、堀江氏が注力するロケット事業を担うインターステラテクノロジズ社も、自分は創業者であり、社長は20代の人間だという。

「アスリートも20代がピーク。頭も身体も一緒だと思っている。無理ができるとか、死ぬほど働けるとか、年齢的なボーナスもある。ただ、世の中の人は常識に縛られている。女子高生社長(AMF 代表取締役社長 椎木 里佳氏)のような人がもっとたくさん出てきてもいいはず。実際に対談したときも、彼女は『女子高生社長ということでメチャクチャ得しています』と話されていた」(堀江氏)

【次ページ】 日本のネット企業がグローバルで成功しない理由

イノベーション ジャンルのトピックス

一覧へ

イノベーション ジャンルのIT導入支援情報

一覧へ

PR

注目のIT導入支援情報

一覧へ

注目のイベント・セミナー情報

一覧へ

イベント・セミナー情報の登録(無料)

記事アクセスランキング

イベント・セミナー情報アクセスランキング