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- 2017/01/18 掲載
Googleがインフラの安全性を保つためにとっているセキュリティ対策まとめ
ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。大学でUNIXを学び、株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、月刊アスキーNT編集部 副編集長などを経て1998年退社、フリーランスライターに。2000年、株式会社アットマーク・アイティ設立に参画、オンラインメディア部門の役員として2007年にIPOを実現、2008年に退社。再びフリーランスとして独立し、2009年にブログメディアPublickeyを開始。現在に至る。

そしてマシンも従業員もサービスも包括するグローバルな名前空間など、きわめて広範かつ綿密なセキュリティ施策が説明されています。
クラウドがいかに高度なセキュリティで保たれているか分かると同時に、企業や組織のセキュリティ対策の参考にもなるでしょう。
ホワイトペーパーは長文の英文ですが、それほど複雑な内容ではないので時間さえあれば読みこなせると思います。ここでは主な項目の要点をまとめてみました。これだけでも緻密なセキュリティ対策がほどこされていることが分かるはずです。詳しくはぜひ原文をあたってみてください。
Google Infrastructure Security Design Overview
主要なセキュリティの仕組みとしては、ネットワークのセグメンテーションやファイアウォールを用いていない。
サービスのソースコードは中央のリポジトリに過去のバージョンも含めて保存され、監査可能。バイナリは決められたレビューを経てチェックインされ、テストされることを要求される。コードレビューは監査および作成者以外のエンジニアの承認が必要であり、あらゆるシステムのコードの変更はそのシステムオーナーの承認が必要である。
マシン、サービス、従業員のID全体がグローバルな名前空間に包括されている。
インフラはこのIDに対して承認ワークフローやロギング、通知などの豊富な管理機能を備えている。
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