ブライアント氏はデータセンター部門のトップとしてこの分野でのインテルの成長に大きく貢献してきただけでなく、さまざまなクラウドベンダのイベントにも登壇し、クラウドベンダとインテルとの良好な関係をアピールする同社の顔でもありました。
下記は2014年に行われたAmazon Web Servicesのイベント「re:Invent 2014」で、インテルとAWSが戦略的提携の下で開発したAWS専用のXeonプロセッサ(Haswell)を用いたインスタンスを発表したときのものです。
左がブライアント氏、右はAmazon.com CTOのWerner Vogels氏。
ブライアント氏は製品を提供する立場から、クラウドベンダや大手企業に向けたデータセンターのビジネスをよく知る人物だったといえます。
エンタープライズ対応の強化が狙いか
Google Cloudはかつて、技術的な先進性が高く評価されてはいたものの、エンタープライズ市場では十分な競争力を発揮できずにいました。