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  • 2018/04/13

「終活」の認知度は9割以上、取り組む人は何を気にしているのか

楽天リサーチが2月に発表した「終活に関する調査」はインターネット経由で1,000人にたずねた調査では、終活の認知度は9割以上という結果がでている。一方、取り組まない人も多いなど、人生の最期という複雑な問題を示した結果が出ている。終活に取り組んだ人は何に着手したのだろうか。

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自分の最期をどのように迎えるかを検討する人が増えている
(© ricardoferrando – Fotolia)

終活の認知度は約97%、何らかのアクションを起こす意向も高い割合

 「終活(自分の人生の最期を迎えるための活動)」という言葉を知っているかどうかを聞いたところ、「知っている」(78.7%)と「聞いたことはあるが、よく知らない」(17.9%)の合計は96.6%となり、多くの人が「終活」という言葉を聞いたことがあることがわかった。

 終活の意向では、「分からない」(43.5%)と「はい」(39.1%)がほぼ同等の結果となった。「終活の意向がある」と回答した人を性年代別に見ると、全体的に女性の方がより意向が高く(男性:41.4%、女性:58.6%)、年齢が上がるにつれてその傾向が顕著になった(図1)。

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図1:「終活」の意向者内訳(n=391:終活意向者)
単位はすべての図で%
(出典:楽天 報道発表)


 終活をする意向のある人に、すでに終活を実施しているかどうかを聞いたところ、「予定はないが、時期が来たら始めたい」(76.5%)が最も高く、「近いうちに始める予定」(10.2%)、「実施している」(7.9%)、「実施する予定はない」(5.4%)を大きく引き離した。9割以上の人が終活に対して何らかのアクションを起こしている、または起こしたいと考えている。

エンディングノートや遺書の認知度は高いが、9割は準備せず

 本人の死後、家族などが判断をする際に必要な情報を記すための「エンディングノート」の認知度については、回答者全体の51.9%が「知っている」、30.9%が「聞いたことはあるが、よく知らない」と回答し、8割以上の人が認知していた。しかし、実際に「遺書」またはエンディングノートを用意しているかという質問では、「用意していない」と答えた人が「遺書」は90.0%、エンディングノートは86.0%となり、9割弱は手をつけていない結果となった。

 「用意している」と回答した人にその方法を聞いたところ、「遺書」と「エンディングノート」ともに、「普通のノート」や「既製品・市販品」などアナログな方法で準備をしている人が比較的多かった(図2)。

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図2:「遺書」または「エンディングノート」の準備方(n=1000) 複数選択
(出典:楽天 報道発表)


 終活実施者および実施予定者に、具体的に何歳頃に始めたいかを聞いたところ、「65~69歳」が21.6%で最も多く、「60~64歳」(20.5%)、「70~74歳」(18.1%)、「50~54歳/55~59歳」(6.2%)と続いた。60代が42.1%で最も多くの割合を占めた。年代別では、20~50代では60代で終活を始めたいという人が最も多く、60代だけは70代が最も多かった(図3)。

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図3:「終活」を始めたい年代(年代別)
(出典:楽天 報道発表)


【次ページ】終活をする理由とは?

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