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  • 2019/12/20

6年で20倍 AWSがスパコン以上の超高速クラウドを実現するためにやっていること

Amazon Web Services(AWS)のデベロッパー向け年次イベント「AWS re:Invent 2019」が、米ラスベガスで開催されました。

新野淳一(本記事は「Publickey」より転載)

新野淳一(本記事は「Publickey」より転載)

ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。大学でUNIXを学び、株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、月刊アスキーNT編集部 副編集長などを経て1998年退社、フリーランスライターに。2000年、株式会社アットマーク・アイティ設立に参画、オンラインメディア部門の役員として2007年にIPOを実現、2008年に退社。再びフリーランスとして独立し、2009年にブログメディアPublickeyを開始。現在に至る。


 基調講演の前夜に行われたセッション「Monday Night Live」には、AWSグローバルインフラストラクチャ&カスタマサポート担当VP、Peter DeSantis氏が登壇。

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 DeSantis氏は、従来は専用のスーパーコンピュータで行われてきたような超高速なコンピューティングをクラウドでも実現するためにAWSは投資をし続けてきており、クラウドを進化させてきたと指摘。

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 そのためにどのような技術がAWSのインフラで使われているのかを説明しました。

独自のスイッチやNitro Controllerで高性能ネットワークを実現

 超高速な処理をクラウド上で実現する上でカギとなる技術の1つ目は、広帯域で低レイテンシなネットワークの実現です。

 AWSはそのためにネットワークスイッチ機器と、それらを制御するためのソフトウェアを独自に開発。

 第三世代にあたる2019年現在、展開されているネットワークの性能は、2013年に展開されていた第一世代にあたるネットワークの性能と比較して、6年で20倍も向上していることを示しました。

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 そのうえで、すべてのAmazon EC2マシンに搭載されているAWS独自の「Nitro Controller」は、サーバのCPUサイクルもキャッシュも、ネットワークもストレージも、すべて仮想化するものであり、これによって帯域やレイテンシなどのネットワーク性能をそれ以外の性能に依存せずに最適化し、かつ独立してスケールできる仕組みになっているとのこと。

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 Nitro Controllerとは、昨年のre:Inventで明らかにされた「Nitro System」の一部として、Amazon EC2のサーバに組み込まれているAWS独自のカスタムチップです。

【次ページ】 米国海軍研究所の事例、オンプレのスパコンより高性能に

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