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- 2021/10/14 掲載
Googleマイビジネスとは?基礎からわかる使い方とその効果、導入事例
1991年生まれ。東京都浅草出身。2014年にソウルドアウトに入社し、広告クリエイティブ制作、広告運用オペレーション、広告代理営業を経験。2019年にテクロコ(現SO Technologies)に異動し、店舗集客支援サービス「ライクル」のプロダクトマネージャーとして従事。2020年1月よりサービス開発部 部長を経て、2021年1月より現職。SO Technologiesでは「ライクル GMB」 などを手掛ける。
3万店舗の95%で集客アップを確認
Googleマイビジネスとは、自社店舗・企業情報、店舗の地図情報などを登録しておくと、Google検索やGoogleマップといったグーグルの各種サービスで検索結果に表示されるサービスのこと。ほとんどのユーザーがグーグル検索を利用して情報収集している現実を考えると、そこで自店舗の情報、地図情報などが検索されるかどうかは、集客という点で大きな違いとなって現れる。
特にコロナ禍で自宅時間が増えた現在、近所の飲食店がテイクアウトに対応しているかどうかを調べたり、近隣の便利なお店を検索したりというニーズは確実に高まっている。そのとき、検索結果に表示されるかどうかは非常に大きい。
実際に、我々が継続的にGoogleマイビジネス運用を支援している約3万店舗のうち、その95%で集客に成果が出ていることが確認できている。具体的には、Googleマップ上の表示回数、Webサイトへのアクセス数、ルート照会数などの数値がすべて増加している。
しかもGoogleマイビジネスは無料だ。店舗事業者なら、活用しない手はないだろう。
Googleマイビジネスの始め方1:自店舗が登録されているかどうかを確認する
Googleマイビジネスを始める前に、まずはGoogleマップ上で自身の店舗を検索し、すでに地点登録されているかどうかを確認していただきたい。なぜならば、Googleマップ上には、グーグルが自動収集した情報や「ローカルガイド」と呼ばれる第三者に基づく情報によって、店舗情報がすでに登録されていることがあるからだ。それに気づかずにGoogleマイビジネスの登録を進めてしまうと、すでに蓄積されていたクチコミ情報や写真情報をGoogleマイビジネスに引き継げなかったり、自身の店舗情報が重複して表示されてしまったりと、Googleマップにうまく情報を掲載できない要因になる。
すでに地点登録がなされているかどうかは、Googleマップ上で自店舗を検索すれば簡単に確認できる。Googleマップの検索結果に、地点を示す「赤いピン」が出てこなければ、まだ地点登録されていない。出てくるなら、地点登録されていることになる。
すでに地点登録されていた場合は、自店舗の赤いピンをクリックすると、その後の画面上に「このビジネスのオーナーですか?」といった文言が表示される。このリンクをクリックすることで、Googleマイビジネスの利用へと進むことができる。
【次ページ】Googleマイビジネスの始め方2:オーナー確認の方法と注意点
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