- 2026/08/11 12:00 掲載
JAXAがH3ロケット9号機打ち上げ成功、準天頂衛星「みちびき7号機」を予定軌道に投入
準天頂衛星「みちびき7号機」も予定軌道に正常に投入
H3ロケットはH-IIAの後継となる次世代主力ロケットである。2025年12月の8号機打ち上げでは「みちびき5号機」の軌道投入に失敗しており、今回は原因究明と対策を施した上での実施であった。今回の軌道投入成功により、H3は日本の基幹ロケットとしての本格復帰を果たした。H3は打ち上げコストをH-IIAの約半額である50億円規模に抑える目標を掲げており、世界の商業衛星打ち上げ市場における競争力確保に向けた実績となる。
軌道に投入された「みちびき7号機」は、内閣府が整備する準天頂衛星システム(QZSS)を構成する測位衛星である。同システムは米国のGPSを補完し、日本国内に高精度な位置情報を提供する。政府が目標とする7機体制が確立されると、他国のシステムに依存せず「みちびき」単独での持続測位が可能になる。農業機器の無人化やドローン物流などの分野において、誤差数センチメートルの高精度な位置情報インフラとして機能する。
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