- 2022/12/12 掲載
午前の日経平均は反落、半導体安い 米イベント控え様子見も
前週末の米株市場で主要3指数がそろって下落した流れを引き継ぎ、日本株は寄り付きで前営業日比159円安と売り先行でスタートした。一巡後は、やや下げ幅を縮小し、下げ渋ったが、徐々に小動きとなった。
13日に11月米消費者物価指数(CPI)の発表、13―14日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えており、投資家の様子見姿勢は強い。市場では「CPIやFOMCを控え、終日鈍い動きが想定される」(みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジスト)との見方が出ていた。
TOPIXは0.14%安の1958.91ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆1739億6100万円だった。東証33業種では、値上がりは海運業やその他 金融業、空運業など11業種で、値下がりは鉄鋼や非鉄金属、金属製品など22業種だった。
個別では、鳥貴族が9%と大幅安。午前の東証プライム市場の値下がり率第2位となった。値がさ株の東京エレクトロンやファーストリテイリングも安い。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが869銘柄(47%)、値下がりは841銘柄(45%)、変わらずは126銘柄(6%)だった。
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