- 2023/07/11 掲載
シティグループ、景気後退予想で米国株の投資判断引き下げ
一方、株価が下落した欧州株の投資判断を引き上げた。「非常に割安な」欧州株に可能性を見出し、一部の景気循環連動銘柄に配分を増やした。中国の経済が上向くと恩恵を受けると見られる原材料部門もその一つとなっている。
S&P総合500種指数は今年に入って約15%上げた。テクノロジー銘柄の比重が大きいナスダック総合指数は約31%上昇。AIの可能性に乗じた一握りのテクノロジー銘柄が上昇をけん引した。
シティグループは世界のIT部門の投資判断も「中立」に下げた。英国株は成長株へのエクスポージャー不足とポンド高を要因として格下げした。一方、新興市場(EM)株を「オーバーウエート」に引き上げ、資産配分で英国株に取って代わった。
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