- 2023/08/03 掲載
米債格下げ、ガバナンス悪化と二極化が一因=フィッチ
ロイターに対し、ガバナンスの悪化は政府の財政・債務問題への対応能力に対する信頼を低下させると指摘。一方で、債務上限の一時停止または非常に高水準の借入限度額と、国内総生産(GDP)に対する債務の安定化が組み合わされば格上げにつながる可能性があるとした。
債務上限に関する議論は2年に1度程度起こり、25年に再び議論されるかも知れないとした上で、政府機関が閉鎖される可能性はさらなる格下げや見通しの変更にはつながらないとした。
フィッチは1日、米国の外貨建て長期債格付けを「AAA」から「AAプラス」に引き下げた。向こう3年間に予想される財政悪化に加え、一般政府債務が高水準で増加していることを反映した。見通しは安定的。
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