• 2021/03/26 掲載

メディアドゥとトーハン、資本業務提携を締結

メディアドゥ

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株式会社メディアドゥ(東証第一部 3678、本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO 藤田恭嗣、以下「メディアドゥ」)は2021年3月25日、紙出版の取次大手・株式会社トーハン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 近藤敏貴、以下「トーハン」)と資本業務提携を締結したことをお知らせいたします。また、当社がトーハンを割当先とする第三者割当増資を行うとともに、トーハンが第三者割当の方法により処分する自己株式を当社が取得することを決定いたしました。

■本提携の目的

インプレス総合研究所「電子書籍ビジネス調査報告書 2020」によると、2019 年度の電子書籍市場規模は3,473億円(前年度比 647億円増)。電子書籍と電子雑誌を合わせた電子出版市場は3,750億円と推計され、今後も堅調な拡大が予想されます。紙出版市場は過去20年超にわたり雑誌売上が大幅に減じ、書籍売上も漸減傾向が続いていますが、電子書籍の成長により、紙+電子の出版市場全体は2018年に底を打ち、その後は拡大傾向に転じております。一方で、紙書籍を販売し地域に貢献してきた全国各地の書店は毎年減少しています。電子・紙の出版流通インフラを担うメディアドゥとトーハンは、電子・紙の垣根を越えた出版市場拡大のためには、全国各地で愛されている書店の存在が、重要なファクターの一つであると考えます。

メディアドゥは国内2,200の出版社と150の電子書店を繋ぐ電子書籍取次最大手です。電子書籍の黎明期から流通を担い、蓄積してきた知見とテクノロジーを駆使し、近年は紙の出版市場を含む出版業界全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)と市場拡大、および出版の新たなマーケット創出に必要とされる存在になることを目指して邁進しております。直近の具体的な取り組みとしては、コンテンツの権利保護や資産化、マーケティング強化などを目指したブロックチェーン技術活用のプラットフォーム開発や、電子・紙の出版物の売上と印税を統合管理し業務効率化を図る出版社向けシステムの開発などに注力しています。

トーハンは3,000の出版社と5,000の書店を結び、創立以来70余年にわたり紙出版物の取次及び流通を担ってきた、流通総額の約3分の1以上を占める業界を代表する企業です。中期経営計画「REBORN」においては「本業の復活」と「事業領域の拡大」の二方針を掲げ、最近では返品減少と書店経営の健全化を目指し、ニーズに応じた適正な流通を行う「マーケットイン型流通」を提唱し、出版流通の構造改革に意欲的な取り組みを行っております。

テクノロジーと電子書籍に広い知見を持つメディアドゥと、全国各地の書店との関係が深く紙出版物に多くの知見を有するトーハンが手を組み、書店の紙の出版物を接点に、デジタルコンテンツを活用した全く新しい体験を生み出し、市場拡大・出版の新市場創出を図ることを目指して、本提携を締結することとなりました。

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