• 2021/03/26 掲載

アストラゼネカと富士フイルム、医療情報システムの共同開発を開始

アストラゼネカ

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アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:ステファン・ヴォックスストラム、以下、アストラゼネカ)と富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:助野 健児、以下、富士フイルム)は、切除不能なステージIII非小細胞肺がん(Non-small cell lung cancer、以下、NSCLC)に対する同時化学放射線療法(Chemoradiotherapy、以下、CRT)の過去症例を搭載し、類似する症例が検索できる医療情報システム(以下、検索システム)の共同開発を開始しましたので、お知らせいたします。

CRTは、がんの治療法の1つで、放射線療法と化学療法を同時に組み合わせる治療法です。肺癌診療ガイドラインにおいて、全身状態が良好な場合の切除不能なステージIIIのNSCLCの治療法として、根治を目的としたCRTが推奨されています。近年の放射線治療の高度化や免疫治療薬の登場による治療法の進展に伴い、切除不能なステージIIINSCLC患者さんにとって根治を目的としたCRTはますます重要性が高まっています。

今回、共同開発する検索システムは、NSCLCにおける過去のCRT症例を収載し、医師の治療計画の参考となる情報を提供します。医師がCRT症例のCT画像を検索システムに入力し腫瘍の位置を指定すると、システムに収載されている過去の症例の中から、症例画像と腫瘍の位置が類似した症例を検索できます。医師は検索結果として表示された類似症例の中から、参照したい症例を選択し、治療計画情報を表示させることができます。

アストラゼネカと富士フイルムは、複数の医療施設のご協力のもと、過去にCRT治療を適用した症例の放射線治療計画情報を、共同開発を進める検索システムに収載し、医師の治療計画のサポートを目指します。検索システムの構築においては、アストラゼネカが症例を収集し、富士フイルムが症例のデータベース化および検索機能の開発を行います。その後、医療施設とともに検索システムの品質を確認し、富士フイルムの診断システムに搭載する予定です。

アストラゼネカと富士フイルムは、検索システムの構築を、CRT適応患者さんにおける治療の最適化につなげ、一人でも多くの患者さんの予後改善に貢献することを目指します。

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