- 2021/03/26 掲載
トルコの状況「非常に流動的」、格付け変更の可能性も=S&P
先週末のトルコ中銀総裁交代を受け、ドル化がさらに進む恐れがあるとした。
S&Pのソブリン格付け担当幹部、マキシム・リブニコフ氏はトルコ中銀総裁の交代について「かなり大きなサプライズ」であり、同国の経常収支を脅かすと指摘。
現地でハードカレンシーの保有高が記録的高水準に達しており、拡大が進めば国際収支などの悪化につながる恐れがあるとし、「国内居住者の行動が大きなリスク」との見方を示した。
その上で「状況は非常に流動的だ」とし、S&Pは「将来の(格付け)変更の可能性を注視している」と述べた。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR