- 2021/04/09 掲載
日本TI、低EMI電源設計が可能になるアクティブEMIフィルタ内蔵DC/DCコントローラ発表
製品の詳細に関しては下記をご覧ください。
https://www.tij.co.jp/product/jp/LM25149-Q1?HQS=app-bsr-wv-lm25149-pr-pf-lm25149_q1-jp https://www.tij.co.jp/product/jp/LM25149?HQS=app-bsr-wv-lm25149-pr-pf-lm25149-jp
電源におけるEMIの削減は、特に、先進運転支援システム(ADAS)、車載用インフォテインメントおよびクラスタ、ビル・オートメーション、航空宇宙/防衛などの設計に使われる電子機器が増加している中で、ますます重要な設計課題となっています。従来の方法で伝導EMI規格に適合した設計を目指す場合、外付けのパッシブEMIフィルタが大きくなり、結果的に電源ソリューション全体のサイズが増大します。一方で降圧コントローラ『LM25149-Q1』と『LM25149』ではAEFを内蔵することで、EMI規格に準拠しながら設計の電力密度を上げることができます。
内蔵AEFの働きについて詳しくは、下記技術記事「内蔵アクティブEMIフィルタによりEMIを削減し電源サイズを縮小する方法」をご覧ください。
https://e2e.ti.com/blogs_/japan/b/power-ic/posts/emi-emi?HQS=app-bsr-wv-lm25149-pr-ta-null-jp
■CISPR25クラス5周波数スペクトラム全体で伝導EMIを低減
低EMI設計について最も厳格な工業規格が、CISPR(国際無線障害特別委員会)25クラス5の車載EMI規格です。降圧コントローラ『LM25149-Q1』と『LM25149』は、多くの周波数帯で伝導EMIを低減するので、この規格への適合が容易になります。内蔵AEFは、150kHz~10MHzの低周波数帯の伝導EMIを検出して低減するため、AEFが無効のときと比較して、スイッチング周波数が440kHzのときにEMIを最大50dBμV減衰、標準的なパッシブ・フィルタを使用する設計と比べた場合は20dBμV程度EMIを減衰できます。どちらの場合も、DRSSテクノロジにより、低周波数帯から高周波数帯にわたってEMIをさらに5dBμV減衰できます。
よりいっそうのEMI削減のため、この2つの降圧コントローラには外部クロックへの周波数同期機能が備わり、EMIの影響を受けやすいアプリケーションの望ましくないビート周波数を低減できます。
EMIを低減する手法について詳しくは、下記ホワイト・ペーパー「電源のEMI削減のための短期間で費用対効果が高いイノベーション」をご覧ください。
http://www.tij.co.jp/general/jp/docs/lit/getliterature.tsp?baseLiteratureNumber=JAJY119?HQS=app-bsr-wv-lm25149-pr-whip-null-jp
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