- 2021/06/16 掲載
GMOインターネット、NFT事業参入を目的とした共同出資による子会社設立
1. 子会社設立の目的
当社グループは、「すべての人にインターネット」をコーポレートキャッチに掲げ、1995年にインターネット事業を開始し、現在ではインターネットインフラ事業を中心として、インターネット広告・メディア事業、インターネット金融事業、暗号資産事業を展開する総合インターネット企業グループです。
暗号資産事業においては、GMO-FHの子会社であるGMOコイン株式会社が、2017年5月の暗号資産交換業の正式サービスの提供開始以降、証券・FX事業で培われた金融サービス提供のノウハウを活かして、安心して取引できる環境の整備、取扱銘柄の追加や使いやすいアプリの提供などサービスの充実と利便性の向上に取り組み、顧客基盤を拡大してきました。2021年4月、5月は2カ月連続で取引所取引におけるビットコイン出来高(差金決済/先物取引を含む)が国内第1位(※)となり、2021年5月末の口座数は415千件に達するなど、暗号資産交換事業の分野で成長を続けております。
また、暗号資産決済事業においては、GMO-Z.com Trust Company, Incが、世界初となる米銀行法規制を遵守した日本円と連動したステーブルコイン「GYEN」と、米ドルと連動したステーブルコイン「ZUSD」のサービス提供を行なっています。
今般、NFT事業への参入を通じて、新たな価値創造と企業価値の向上を図ることを目的に、共同出資による「GMOアダム株式会社(以下、GMOアダム)」の設立を決定しました。
NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)とは、ブロックチェーン上で発行・取引される代替不可能なデジタルトークンのことです。デジタルコンテンツをはじめとするモノの固有性や所有権を証明ができるものとして、ゲームにおけるキャラクターやアイテム、美術品等のデジタルコンテンツ、不動産や金融などの分野でも利用が開始されるなど、近年注目されています。
GMOアダムでは、当社が暗号資産事業を通じて蓄積してきた顧客基盤、ノウハウ及びブロックチェーン技術を活かして、NFTの取引が可能なマーケットプレイスを提供していく予定です。また、クリエイターとの提携やプロモーションに強みを持つサムライパートナーズとも連携し、魅力あるコンテンツのあるNFTマーケットプレイスを目指します。
※日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における2021年4月、5月のビットコインの月間出来高(差金決済/先物取引を含む)。
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