- 2021/06/17 掲載
ナリス化粧品、自社の男性育休取得者のうち2/3が3か月取得
【両立支援のこれまでの取組】
当社は、働き方がここまで注目される以前の15年以上前から、産前勤務以外の制度について、女性だけでなく男性社員にも同じ制度の適用を認めてきました。2017年に、育児と介護に関わる人のための両立支援として、サポートブックを作成。一般社員だけでなく、管理職の理解を深める教育を行うなど環境整備を行ってきました。複数の当社独自の制度の充実化や進化により、2016年には、「女性の育児休業復職率連続10年100%達成」。2017年には「育児休業後の女性の定着率3年連続「100%」。2018年には、「女性管理職比率10年間で2倍超」。2019年には「正社員女性比率10年間で34%から53%に」といった実績を達成。このような成果が認められ、2018年12月には「forbes japan women award」、2020年2月には、「大阪市女性活躍リーディングカンパニー 優秀賞」を受賞しています。
【3か月の長期取得者や、夫婦で育休取得者、育休取得後の昇進も】
雇用均等基本調査によると、日本の男性の育休取得率は、2018年は6.16%、2019年は7.48%と微増で10%未満にとどまっています。当社は、2018年度15.4%、2019年28.6%、2020年20%で、直近3年間の平均は20%です。男性育休取得者のうち、3か月の長期にわたって育休を取得したのは、6名中4名で、3分の2の男性が、長期の育児休暇取得をしています。(2018年度~2020年度)昨年度は、管理職社員の育休取得や、社内結婚した夫婦で育休取得する、第1子出生時の育休取得に続いて第2子出生時にも取得といった複数回の取得例もありました。また、当社は、育休取得後のママ昇進は10年間でのべ11人ですが、パパ昇進は昨年1年で2名となりました。
■男性の育児休暇取得による社員のメリット
〔スキルの向上〕
時間制約のある中での業務の効率化を図れるように。思い通りにいかない育児を体験することで、「状況判断力」や「柔軟性」が向上する。
〔新たな視点やネットワーク〕
新しい生活リズムによる視点の変化や地域のネットワークなどによる視野の広がり。
〔子どもへの良い影響〕
父親が育児を行うことで、子どもの社会との接点が増え、社会に出る勇気や生きる力が育まれる。育児分担による両親の良好な関係を感じることで子どもに精神的な安定が生まれる。
〔夫婦の良好な関係〕
妻の負担の減は、妻のキャリアアップや第2子以降の出産へつながりやすい。
■男性の育児休暇取得による企業のメリット
〔生産性向上〕
メリハリのある業務による、質の高い仕事の見直しから生産性が向上する。
〔新たな視点〕
仕事以外の多様性のある体験により、新しい能力が開発される。
〔仕事の効率化〕
業務配分の見直し、情報の共有化などにより、効率化が図れる。
〔優秀な人材の確保〕
ワークライフバランスの取れた社内環境は、優秀な社員の採用・定着に繋がる。
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