- 2021/06/22 掲載
スリーエムジャパン、科学に対する意識調査「SOSI」2021年版の結果を発表
グローバルの調査結果からは科学の可能性について、個人用防護具(PPE)の製造からワクチン開発、COVID-19への対応まで、世界全体が期待を高めていることが明らかになりました。特に、今後の社会における科学の役割について、「科学がパンデミックから世界を救うと期待している(85%)」や、「科学のおかげで2021年は2020年よりも良い年となる(87%)」と回答するなど、昨年の結果と比較して、より多くの人が科学へ期待を寄せていることが分かりました。
日本の調査結果においても、人びとの科学に対する信頼度が向上しました。特に、「日常生活で科学は非常に重要な役割を担っている」と回答した人の割合は、調査開始時の2018年と比較して2倍以上となりました。また、今後STEM分野で活躍する人材が今以上に必要になると考える人が増加する一方で、STEM分野の職種に就くハードルが高いこと、STEM教育における多様性の推進やジェンダー格差の解消が重要課題として挙がりました。そのほか、多くの人が「パンデミックを機に更に環境問題を意識するようになった」と回答し、その中でも気候変動は科学が解決すべき最優先事項と認識されています。
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