- 2021/07/21 掲載
セイコーエプソンとエプソン販売、サイネージ向けプリントヘッド『T3200』を新発売
今回発売する4色一体型の『T3200-U3』(以下 T3200)は、ひとつのプリントヘッドでCMYK4色インクによる高速・高画質印刷の実現が可能です。さらにプリントヘッドにヒーターを内蔵することで、さまざまな粘度のUVインクに対応し、特にサイネージや商品パッケージの印刷に対して最適なデジタル印刷環境を提供することができます。
また、2色一体型の『T1600-U3』(以下 T1600)も同時に発売します。
エプソンは、これらの新商品により、『PrecisionCore プリントヘッド』シリーズのラインアップを6シリーズに拡充し、多様なデジタル印刷環境を提供します。
◆『T3200』の特長
・CMYK4色一体型により高画質印刷を簡単に実装
4色インクの印刷をするためには、2色一体型プリントヘッドでは2つのプリントヘッドを組み合わせる必要があります。しかし『T3200』は、CMYK4色のインクを吐出することができるので、ひとつのプリントヘッドで対応が可能です。また、高精度に加工された位置決め構造を持っており、プリントヘッド間の位置を決めるためのメカ設計や設置時の調整に必要なコストと手間を削減しながら高画質印刷を実現します。
◆『T3200/T1600』の特長
・有効印字幅の拡大などによる高速印刷
現行の4色一体型「I3200」の有効印字幅33.8mm(1.33inch)に対して、『T3200/T1600』は有効印字幅が67.2mm(2.65inch)へと拡大しました。さらに、「I3200」からピエゾアクチュエーターを変更し、より高周波で大きいインク滴サイズを吐出可能にしました。これにより、「I3200」の「高画質印刷・簡単実装」のコンセプトは維持しつつ、より高速な印刷を実現します。
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