- 2021/08/05 掲載
NTT東日本、情報処理推進機構、「シン・テレワークシステム」のHTML5版の開発と提供
このたび、1年間の実験を通じて要望の多かった「自宅のMacやChromebook等から利用したい」といった要望を実現するため、ブラウザからの接続可能とする「HTML5版」を新たに提供いたします。
本実証実験のような組織間の連携による取り組みに参加いただいた多くの方に感謝すると共に、引き続きこのような開発手法や取り組みが社会課題を解決しイノベーションを実現していく有効性を見出していきたいと考えます。
1.施策概要
本システムは、新型コロナウイルスの感染リスクのある時期に出勤をすることなく、できるだけ普段通りに活動継続できるようにすることを目的として、研究開発中の技術の実証実験を兼ねて緊急的に無償提供する、ソフトウェアおよびVPN通信システムです。
NTT東日本 特殊局、IPA産業サイバーセキュリティセンター サイバー技術研究室は、筑波大学 OPEN プロジェクト、KADOKAWA Connected、ソフトイーサ等の通信やソフトウェアのスペシャリストと連携し、本システムを極めて短期間で構築・提供開始することに成功しました。
2021年7月末時点で約17万人の方にご利用いただいており、多くの要望を頂戴し様々な知見を得て、本実験開始以降多くの機能の追加開発を継続しております。従来、WindowsOSのみの対応でしたが、「自宅のMacやChromebook等から利用したい」という多くのご要望を頂戴しておりました。
上記の背景のもと関係者で議論し、新たなソフトウェア開発を行った結果、このたび自宅側端末のOSを問わず、ブラウザからの接続を可能とする「HTML5版」を実現いたしましたので、本日より提供を開始いたします。HTML5版を使用すると、自宅側端末には一切アプリケーションをインストールすることなく、いつでもどの端末からでも職場PCの画面にアクセスすることができます。
なお、ご利用の方から多く希望をいただいているため、2021年10月31日までとしていた実証実験期間を2022年3月31日まで延長し、終了する場合は終了の6ヵ月前までにお知らせすることといたします。
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