- 2021/08/06 掲載
リコージャパン、医療機器の管理支援サービス事業に参入
基本点検は、医療現場で活用台数が多い5種の医療機器(輸液ポンプ、シリンジポンプ、経腸栄養ポンプ、生体情報モニター、人工呼吸器)を対象としており、今後順次対象機器を拡大します。また、それぞれの機器メーカーへの修理依頼の代行サービスなど、順次サービスメニューを拡充していく予定です。
リコージャパンは、医療機器の管理業務をアウトソーシングとして請け負うことで、医療従事者の業務負荷を軽減して臨床業務に集中できる環境づくりを支援し、医療機関のサービス品質の向上や安心・安全な医療現場の実現に貢献します。
■背景
・医療現場では、臨床工学技士や医療機器の管理者が不足している。
・特に中小規模の医療機関では医療機器管理に関わる人材の確保が困難なケースが多い。
・働き方改革法の法規制により、医師が担当している業務の一部を他の医療従事者が実施するタスクシフトが進むことが予測され、今後はその他医療従事者(コメディカル)の業務負荷がさらに増大することが見込まれる。
■リコージャパンの医療分野での取り組み
・全国300拠点を超える販売サービス網と、ビジネスパートナーとの連携により、医療機関のICT環境の構築から運用保守までをワンストップでサポート。
・電子カルテ用プリンターや健康保険資格に関するオンライン資格確認システムの提供など、医療分野のオフィス業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援。
■「リコー医療機器管理支援サービス」で提供すること
・Medikiki.comが提供するクラウド型医療機器管理システム MMS(Medikiki Management System)の導入から初回の機器登録業務の代行までをサポート。ヘルプデスクでツールに関する問い合わせにも対応。
・リコージャパンのカスタマーエンジニアが対象医療機器の基本点検を現場で実施。(月に一度)
・医療機器の故障時などに、機器メーカーに修理依頼を代行で行うなどのメニューを追加予定。
■今後の展開
・全国に広がる販売サービス網を活用し、医療機器修理業事業所を順次開設。
・MAE(Medical Advanced Service Engineer:医療機器の高度技術者)の体制強化。
・サービス対象機器の拡大やサービスメニューの拡充による医療機関のオフィス/現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を強化。
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