- 2021/08/10 掲載
PwCコンサルティング、地方名産品の中国での販売拡大を支援するサービスを開始
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行以降、旺盛な需要を支えてきたインバウンド客が激減し、日本各地で特産品を製造・販売する多くの事業者が苦境に立たされています。一方で、海を隔てた隣国の中国では、いち早く経済を回復させているものの、海外旅行がままならない状況の中、国内での高額品消費が拡大しています。
そこで、当社は国境を越えた電子商取引「越境EC」を活用し、多くの中国の方々に日本各地の優れた商品を「知ってもらい・欲しがってもらい・買ってもらう」までワンストップでサポートするため、本サービスを立ち上げました。
本サービスは、自治体やエリア単位、もしくはカテゴリ単位(牛肉、焼酎など)で中国での人気が見込まれる名産品を、現地の消費者の嗜好に詳しい専門スタッフとピックアップし、越境EC店舗を立ち上げます。現地流通や通関などを総合的にサポートすることで、販促・販売による売上拡大を図るとともに、コロナ終息後のインバウンド客の呼び込みまでを見据え、名産品と、それを生み出した地域の魅力を発信していきます。
現状でも、越境ECに先行して取り組む自治体や地場メーカーは存在しますが、資金やノウハウの不足などさまざまな課題があり、期待した成果を上げるのは容易ではありません。本サービスでは、こうした課題を克服するために、1. 計画の初期段階から広域自治体や業界団体とタッグを組み、2. オペレーションの共通プラットフォームを構築し、3. 広域自治体や業界団体と戦略が合致するECプラットフォームを選定し、プロモーション上の工夫やデータに基づく改善活動などにより成功モデルを作り出すことを目指します。
本サービスは、当社が中国での知見を生かした全体統括・戦略策定をサポートし、クリエイティブエージェンシーの博報堂ケトルがブランディング/クリエイティブ/PRを担います。越境ECのプラットフォーム毎に選定するオペレーション支援会社とともに、三位一体となって店舗立ち上げ準備から、成果創出まで伴走いたします。
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