- 2021/08/24 掲載
花王、「調達に関わるサプライチェーンESG推進ガイドライン」を策定
調達に関わるサプライチェーンESG推進ガイドライン (kao.com)( https://www.kao.com/content/dam/sites/kao/www-kao-com/jp/ja/corporate/sustainability/pdf/procurement-esg-promotion-guidelines.pdf)
花王は、毎日の暮らしの中で使用する製品を提供する企業の責務として、製品のライフサイクル全体を通じた環境負荷の低減に積極的に取り組んでいます。2019年4月には、生活者のニーズが高まっている持続可能な暮らしを「Kirei Lifestyle」とし、それを実現するためのESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」を策定しました。19の重点取り組みテーマを設定し、そのひとつに「責任ある原材料調達」を挙げ、中長期目標を制定しています。
〇2025年までに家庭用製品に使用した認証紙製品・パルプの比率を100%
〇2025年までに小規模パーム農園までのトレーサビリティ確認の完了
花王は「責任ある原材料調達」の実現に向けて、取引先に法令遵守に加え、「社会的責任」と「環境」への配慮を求めており、遵守する取引先から優先して調達しています。社会的課題解決のさらなる推進に向けて新たに策定した「調達に関わるサプライチェーンESG推進ガイドライン」では、既存の「調達先ガイドライン」の周知を図り、第三者監査を含めて遵守状況を確認するとしています。違反がある場合には、改善指導や取引の中止など、適切に対応していきます。また、花王が調達する原材料の中から、人権・環境の課題が大きなサプライチェーンを「ハイリスクサプライチェーン」として特定し、現場での対話を通じてリスクを把握し、課題の本質を見極め、取引先やNGOと解決に向けて取り組み、進捗を公表していきます。
花王は、経営にESGの視点を導入することで、事業の拡大と、消費者や社会へのよりよい製品・サービスの提供をめざしていきます。そして、豊かな共生世界の実現に向けて取り組んでまいります。
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