- 2021/09/02 掲載
ミロク情報サービス、アナリティクス・AI開発のセカンドサイトと資本業務提携
MJSは、全国約8,400の会計事務所とその顧問先企業に対して、財務・会計、税務システムを核としたERPシステムや各種クラウドサービスを提供しており、また、新規事業として中小企業・小規模事業者のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を実現する「統合型DXプラットフォーム」事業を推進しています。セカンドサイト社は、「AI」の核となるディープラーニングを含む機械学習技術を有し、さまざまな業種・分野に対して、アナリティクス・コンサルティングサービスとAI実行基盤やAIサービスを提供しています。
今後、両社のノウハウを活かし、AIを軸としたDX分野の新たな製品・サービス開発を目指して連携を深め、DX時代にふさわしい顧客価値の提供に努めてまいります。また、MJSの子会社で中小企業の事業承継・事業継続を支援する株式会社MJSM&Aパートナーズと連携し、AIを活用したM&Aマッチングサービスの強化にも取り組みます。
<業務提携の背景>
新型コロナウイルス感染症の拡大や働き方改革の推進により、経済・社会のデジタル化が急速に進展しています。また、事業環境の変化に合わせ、各企業はこれまで以上に迅速な経営判断が求められ、特に中・小規模事業者において労働生産性の向上は喫緊の課題となっています。
経済産業省の調査(※1)によると、中小企業のAI導入による推定経済効果は2025年までに11兆円、労働人口効果は160万人分と予測され、中小企業におけるAI技術の利活用が進めば、人手不足の解消をはじめ企業の生産性の抜本的改善が期待できるとする一方、AIを開発・運用するリソースの不足等を理由に、AI活用に至らないケースが散見されます。
こうした中、セカンドサイト社は、「データから、新たな価値を。」のスローガンのもと、「AI」の核となるディープラーニングを含む機械学習技術を活用し、さまざまな企業の経営改善・業務改善を支援しています。特に、金融領域におけるAI/データ分析に強みを持ち、与信/審査モデル、M&Aマッチングモデル、ターゲティングモデルの開発など、多くの実績と知見があります。また、誰もが簡単に利用できるAIを開発できるシステム『SkyFox』の提供を通じ、中小企業におけるデータ作成、活用業務の効率化・コスト削減をサポートしています。
MJSグループは、今春発表した「中期経営計画Vision2025」において既存事業領域である会計事務所、中堅・中小企業に対するERP事業の進化に加え、新たな事業領域となる中小企業・小規模事業者のDX化を実現する「統合型DXプラットフォーム」の構築に取り組んでいます。ソリューションとデジタルマーケティングを融合した本プラットフォームを通じ、DX化を推進することで、お客さまの抱える経営課題を解決し、生産性向上や競争力強化、イノベーションの創出を支援する総合的なソリューションサービスの提供を目指しています。
両社は、新たなサービス開発を目指して連携を深め、ともに中小企業・小規模事業者におけるDXを推進し、より高度な生産性向上、競争力強化の実現を目指します。
※1 経済産業省「2020年度 戦略的基盤技術高度化・連携支援事業(中小企業のAI活用促進に関する調査事業)調査報告書」https://www.meti.go.jp//policy/it_policy/jinzai/2020.pd
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