- 2021/12/02 掲載
ウェザーニューズ、「WxTech」をグローバル展開し世界の天気予報を5kmメッシュで提供
海外に拠点を拡大する日系企業は年々増加し、ビジネスの場で世界の気象データのニーズが高まっています。そこで、当社は世界の1時間ごとの短期予報と2週間先までの中期予報のデータをAPIで提供します。本サービスでは、世界の気象機関や独自の数値予測モデルとAI技術を組み合わせた精度の高い天気予報を、5kmメッシュの高解像度を提供します。データはクラウドを経由してAPIなどで提供されるため、企業は緯度経度を指定するだけでデータを取得でき、既存のシステムとの連携も容易です。企業は、現場周辺の詳細な気象データを取り入れることで、自社システムでの海外天気予報の表示、高度な業務最適化やマーケティング、従業員の安全管理など、あらゆるビジネスシーンでご活用いただけます。すでに、大手外食チェーンにおける東南アジアの新店舗での商品の仕込み量や発注量の最適化、宅配サービスにおける配達量の需要予測など、複数社での利用が見込まれています。今後は企業のニーズに合わせて、海外向けのデータラインナップを充実させていきます。
「WxTech(R)」のデータラインナップ(https://wxtech.weathernews.com/services.html)
■WxTech(R)をグローバルに展開 ~気象データのビジネス活用のフィールドを世界に拡大~
外務省が2020年に実施した調査によると、海外進出した日系企業の拠点数は推定で8万を超え、製造業や卸売業・小売業を中心に増加しています。エリア別の拠点数はアジアが7割、北米1割、欧州1割で、アジアを中心に海外に進出しています(※)。しかし、アジアの天気予報は精度や解像度が不十分な場合が多く、現地における気象データ活用はまだこれからの状況です。世界天気予報APIは、グローバルに展開する日系企業やこれから進出予定の企業、海外企業から商品調達している企業からの、"信用できる細かい現地の気象データをAPIで欲しい"という声をきっかけに開発しました。
<世界天気予報APIの特長>
1.5kmメッシュの高解像度データ
2.世界各国の気象データとAI技術を活用した高精度な予測データ
3.APIでリアルタイムのデータ取得やシステム連携が可能
※出典:海外進出日系企業拠点数調査(外務省)2020年調査結果(https://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/page22_003410.html)
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